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子育て講座「たたかない、怒鳴らない子育てについて考えよう」に参加してきました

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7/1(土)にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが主催した子育て講座「たたかない、怒鳴らない子育てについて考えよう」に参加してきました。泉中央にあるのびすくで行われましたよ。

仙台市立病院副院長の村田祐二さん、弁護士で子どもの権利委員会委員の大谷美紀子さん、そして仙台市子育てふれあいプラザのびすく泉中央副館長の小川ゆみさん、3名の講演を聞く形での講座でした。

子どもとの向き合い方に大切なこと~医療現場から~

村田祐二氏(仙台市立病院副院長)

「自己肯定感と達成感を高めることが、子どもが成長する上で大切」という視点から、乳幼児期(0〜2歳)に愛着関係をしっかり持ち、基本的信頼関係を育むことが、子どもの心の育ちにとっていかに大切かというお話をしていただきました。叱ることと、怒ることの違いを比較しながら、カッとなったら3分待って、怒りに任せて叱るのではなく、一旦しっかり受け止めて、何を子どもに伝えたいのか自分の中で整理する、3分間ルールを自分の中で持つといいとのこと。これは、最後に小川ゆみさんにお話いただいた「ポジティブ・ディシプリン」に通ずるものがあるなと思いました。

村田先生のお話の中で一番印象的だったのが、「お子さんには思いやりのある、人の気持ちが分かる子になってほしいって思っている方が多い。ではどうしたらいいでしょうか?一番大切なのは、お母さんとお父さんがお互いを思いやって、お互いの気持ちの分かる、仲のいい関係でいる事です。子どもは親の事を本当によく見ています。」というお話でした。

子育てしているとどうしても子どもに意識が集中してしまい、最近は特にパパに素っ気ない態度をとってしまうことが多い事を思い出し、今日から優しく接しよう!と気持ちを新たに頑張ろうと思っていたら、夜ご飯を食べているとパパが一言、

「昨日は4時間しか寝ていないんだ。。辛いなぁ。」と。いかにも労ってほしいアピールをしてきたんです。

は?!そんなの私は毎日なんですけど!!毎日、毎日朝までぐっすり寝た事なんてないんですけど!

うーん、イライラ。。こんな時は3分間ルールで、グッと怒りを抑えて優しく優しく、、、夫婦間のコミュニケーションも子育てに似てるんですね。。

子どもの権利と子どもに対する暴力防止

大谷美紀子氏(弁護士・子どもの権利委員会委員)

1990年に発効された国連の子どもの権利条約は、子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められた条約です。現在アメリカ以外の全ての国が条約に締結しています。日本も1994年に締結しました。
大きく分けて、生きる権利育つ権利守られる権利参加する権利の4つの子どもの権利を守るように定められていて、今回の講座のテーマである守られる権利について、国際的にそれぞれの国が取り組んでいるというお話をしていただきました。

たたかない、怒鳴らない子育てをめざす「ポジティブ・ディシプリン」プログラム

小川ゆみ氏(仙台市子育てふれあいプラザのびすく泉中央副館長)
私が今回の講座を受けるにあたって、一番興味があったのが「ポジティブ・ディシプリン」プログラムです。

「ポジティブ・ディシプリン」とは日本語にすると前向きなしつけ。手をあげたり、怒鳴ったりではなく。でも、子供のしたい放題にさせるわけでもない。子どもと一緒に日々の課題に向き合い子どもを人として尊重した子育て考え方です。それを聞くと、

そんなきれいごと言われても!!

って思いませんか?子育てって、毎日きれいごとではとてもやっていけませんよね。でも、この”考え方”というのがポイントのようです。

小川ゆみさんは、「ポジティブ・ディシプリン」に興味を持ったきっかけについて、”子育てについての親向けのプログラムって色々ありますが、「こうしたら、こう」みたいなhow to的なものが多い。そういうのって、上手くいったときはいいけど、上手くいかなかった時のママの絶望感って相当なものです。子どもはそれぞれ年齢や気質によっても違うし、違って当たり前。だから、how to的なものはどうしても限界があるんじゃないかなと。”

と話されていました。なるほど、確かにそうかも。how to的なものって、参考にはなるけど、あくまで参考止まりな気がします。

その点、「ポジティブ・ディシプリン」はあくまでも考え方の軸を提案しているもので、ガイド的なもの。だから、”こういうときはこうしたらいいですよ”っていうアドバイスはできない。自分の子どもの年齢や気質に合わせて、ママと子どもが一緒に問題を解決していく道筋を示してくれるものだそう。

そのベースとなるのは「子育ての長期的な目標」です。子どもが20歳になった時にどんな人間になっていてほしいのかどんな親子関係でいたいのか。それが子どもが成人するまでに、親として達成したい目標になるのです。

簡単な例を挙げられていました。子どもがミルクをこぼしてしまったとします。

”どうしてこぼしちゃったの?!”
”コップちゃんと持たなかったの?!”
”ママがやるって言ったのに、どうして待てなかったの?!”

などと、子どもを叱る事は「ポジティブ・ディシプリン」では短期的目標と呼びます。短期的目標とは、親がいますぐ子どもにやり遂げさせたいこと(ミルクを上手に飲むこと)です。それに対して、「ポジティブ・ディシプリン」は短期的な目標を達成しながら、長期的な目標を達成する事を目指します。

うーん、難しくなってきましたね。。

例えば、子どもには自分の頭で物事を考えられる人になってほしい。お互いに尊重し合う親子関係でありたい。という長期的目標があるとします。その上で、日々の短期的目標、例えば、ミルクの例のような叱り方をしていて、長期的目標が達成できると思いますか?お互いに尊重し合う親子関係でありたい。と思っているのに、一方的に叱っていていては。。。

という事みたいです。なるほど〜。では、具体的にどうすればいいんだろう?ますます興味津々です。「ポジティブ・ディシプリン」は0歳から18歳までの子育てガイドになっているので、いつからでも子育てはやり直しができるという考えを持っている点も心強いですね。

「ポジティブ・ディシプリン」の本を購入したので、じっくり読んで実践した事など、せっかくなのでアップしていきたいと思います。

最近いやいや期が始まって、子育てに自信が持てない気持ちになる事が多かったので、講座で色々なお話が聞けて良い気分転換にもなりました。今の時代の子育てってどうしてもママが一人で抱え込んでしまう事が多いようなきがします。そんな時に、地域の子育て講座などに参加してみると視野も広がるし、気分転換になっていいですね。気分転換をするのってとっても大事!