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自分の子どもの人権について考えた事ありますか?「ポジティブ・ディシプリンのすすめ」買ってみました

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先日参加してきた子育て講座で「ポジティブ・ディシプリン」の本を購入したので、1つずつ整理していきたいなと思います。

私が購入した「ポジティブ・ディシプリンのすすめ」という本は、カナダの児童臨床心理学者であるジョーン・E・デュランド博士と国際NGOセーブ・ザ・チルドレンが考案した、しつけと子育ての効果的な手法「Positive Discipline in Everyday Parenting」の全訳で、世界30カ国で翻訳されて活用されている本です。

「ポジティブ・ディシプリン」は、セーブ・ザ・チルドレンが専門家と共に行っている、子どもの健やかな発達についての研究成果と、効果的な育児法についての研究、そして国連の子どもの権利条約に基づく考え方が合わさってできたものです。言い換えれば、しっかりした研究と、国際的に取り組まれている、子どもの権利条約の理念の下で出来たプログラムと言っていいのかなと。

なんだかNGO団体とか、国連とか、普段関わりがない世界の名称が出てきて圧倒されてしまいます。子どもの権利条約の名前も初めて聞いたし、セーブ・ザ・チルドレンの団体の事も恥ずかしながら、全然知りませんでした。

「ポジティブ・ディシプリン」の本を読み進める前に、少し頭を整理しておこうと思います。

国際NGOセーブ・ザ・チルドレンって?

子ども

セーブ・ザ・チルドレンは、子ども支援活動を行う、民間・非営利の国際組織。国連の子どもの権利条約の基礎を作った、子どもの権利のパイオニアとして約100年の歴史があります。「子どもの権利」が実現された世界を目指して、主に緊急・人道支援、保健・栄養、教育、子どもの保護や防災の分野で活動しています。

日本では、セーブ・ザ・チルドレン世界連盟のメンバーである、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが、上記以外に子どもの貧困問題解決、子どもの虐待予防、そして東日本大震災のような大規模災害時の復興支援を通して子どもの権利を実現する活動をおこなっています。

子どもの権利条約とは

1990年に発効された国連の子どもの権利条約は、子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められた条約です。現在アメリカ以外の全ての国が条約に締結し、守る事を約束しています。日本も1994年に締結しました。

人は誰しも、基本的人権を持っています。それは、人種や宗教、国籍などに関係なく、誰でもあるもの。もちろん、子どもにも人権はあります。ただ、子どもは成長過程にあり、一人では生きていけません。そのため、子どもは権利を持った一人の人間として見なされないことも多くあります。

子ども

大人なら許されるのに、子どもには許されなかったり、当然のことなのに守られていないことはありませんか?

そんな、ぼんやりと、曖昧にされていた子どもの人権を明確に示したのが「子どもの権利条約」です。

基本原則として、「生きる権利」、「育つ権利」、「守られる権利」、「参加する権利」の4つを柱としていて、条約としては全部で54条あります。

条約に入るか入らないかはその国の判断になるので、必ず入らないといけないわけではない、しかも入ったら条約を守る取り組みや、守られているかの調査など、やらなければならない事ばかり。それでも、アメリカ以外の全ての国が入っていると聞くと、世界中で子どもの権利についての取り組みが、いかに重要視されているのかが分かりますね。

自分の息子の人権について今まで考えた事がなかったです。生まれてから今まで24時間ママを必要としてて、一人では何も出来ない息子。それでも、たとえ赤ちゃんでも人権があるっていう事を改めて考えさせられました。

そういう視点で日々の子育てを考えると、今までと全く違うもののように思えてきました。子どもを人として尊重した上でのプログラムである、「ポジティブ・ディシプリン」の本を読み進めるのが楽しみになってきたな〜